会社辞めれば幸せになれるのか?

副業

こんにちは!
コーヒー豆売りながら会社員しているmkです。

今回は「会社を辞めたら幸せになれるのか?」というテーマについて、ぼくの考えをまとめてみたので
共有したいと思います。

この疑問は、特に月曜日になるとよく頭をよぎります。週末に妻の実家で過ごし、個人事業主である義理の両親の生活を間近で見ると、自分の働き方を見直したくなるんです。でも、本当に会社を辞めることが正解なのでしょうか?
これがずっと頭の中をループするのでこの記事でそろそろ決着をつけたいと思います。

個人事業主のライフスタイルに憧れ

妻の両親は個人事業主として自宅で仕事をしています。彼らの生活を見ていると、仕事と孫のお世話を両立していて本当に尊敬してしまいます。例えば、急に子どもの具合が悪くなっても、すぐに対応できる柔軟さがあります。

一方、ぼくの両親は典型的なサラリーマン家庭。父は会社員、母はパートタイムで働いています。この対照的な働き方を見ると、自分は今のままで本当にいいのだろうかと毎回考えさせられます。

会社員としての固定的な勤務時間(9時から17時など)と比べ、個人事業主の柔軟な働き方に魅力を感じずにはいられません。「今の働き方で本当にいいのだろうか?」という疑問が頭の中で巡りすぎて頭痛がしてきます。

「隣の芝生症候群」に注意

しかし、ここで立ち止まって考える必要があります。個人事業主の生活が魅力的に見えるのは、単に「隣の芝生は青く見える」というだけかもしれません。

ぼくには「人のものを羨ましがる」傾向があります。小学生の頃、友達が持っているポケモンのゲームソフトや、ゲームボーイの色、通信ケーブルなどを羨ましく思っていました。この性格は成長の原動力にもなりましたが、時には邪魔になることもあります。

会社員の立場では見えない苦労や不安定さが、個人事業主にはあるはずです。例えば、安定的な収入の保証がないことや、自己責任の重さなどです。これらのデメリットを十分に理解せずに、表面的な魅力だけで判断するのは危険です。

SNSの影響で焦りがち

SNSで「会社を辞めました」「独立して○○を始めました」といった投稿を目にすると、自分も早く辞めなければという焦りを感じてしまいます。しかし、これは現実を正確に反映していない可能性があります。

SNSでは成功事例や派手な転身が注目を集めやすく、それらの投稿ばかりが目に入ってきます。しかし、実際には会社員として働く人の方が圧倒的多数派です。統計によると、日本の就業者の約9割が雇用者(会社員など)であり、自営業者は1割程度に過ぎません。

自分のペースを大切にし、他人と比べて焦る必要はないのです。それぞれの人生にはそれぞれのタイミングがあります。

辞める理由を慎重に考える

「辞めたら何かが変わる」と思って会社を辞めると、失敗する可能性が高いです。ぼくも売上が思うように上がらないときなど、落ち込んでいる時期に「会社を辞めて副業に専念すれば上手くいくはず」と考えてしまうことが多々あります。

確かに、時間をかければ売上は少し上がるかもしれません。しかし、それは根本的な解決にはなりません。むしろ、新たな悩みが生まれる可能性すらあります。

会社を辞める決断をする前に、以下のような具体的な理由があるかどうかを慎重に考える必要があります:

  • やりたいことのために時間が絶対的に足りない
  • 会社の規則が副業を厳しく制限している
  • 健康上の理由で現在の働き方を続けられない
  • より大きな挑戦がしたい、かつその準備ができている

これらの理由がなく、単に「辞めれば何とかなる」と思っているだけなら、慎重に再考すべきだと思っています。

現状の恵まれた環境を活かす

ぼくの場合、会社が副業を認めてくれているなど、比較的恵まれた環境にあります。上司がコーヒー豆を買ってくれたこともあり、会社と副業の両立に理解を示してくれています。

このような環境下では、むやみに会社を辞める必要はない気がしてきました。むしろ、この状況を最大限に活かすべきかもしれません。例えば、

  • 会社の仕事で得られるスキルや人脈を副業に活かす
  • 安定収入があることを活かして、副業でリスクのある挑戦をする
  • 両方の経験を積むことで、将来のキャリアの選択肢を増やす

現在の環境を活かしながら、やりたいことを一つずつ実現していく方が賢明な気がしてきました。

副業があることで得られる安心感

コーヒー豆販売の副業があることで、万が一会社を辞めることになっても生活の心配がありません。これは大きな強みです。

例えば、会社で思い切った提案をしたり、新しいことに挑戦したりする際に、「失敗しても副業がある」という安心感があります。この自信が、逆説的に会社での仕事にも良い影響を与えてくれます。

また、副業での経験が会社の仕事にも活きることがあります。例えば、コーヒー豆の販売で培った顧客対応スキルや、マーケティングの知識などは、会社の業務でも役立つことが多いです。

将来を見据えた準備

現時点では会社を辞める必要はないと考えていますが、将来的にフルタイムでコーヒー豆ビジネスを展開する可能性も視野に入れています。そのための準備として、以下のようなことを心がけています:

  • ブログやSNSでの情報発信を継続し、ファンを増やす
  • コーヒーに関する知識や技術を深める
  • 経営や財務の基礎知識を学ぶ
  • 人脈を広げ、同じ志を持つ人とつながる

これらの準備を進めることで、将来独立するときにスムーズに移行できるはずです。

定期的な自己評価の重要性

状況は常に変化するので、定期的に自分の立ち位置を見直すことが大切です。例えば、半年に一度くらいのペースで以下のような質問を自分に投げかけてみるのはどうでしょうか:

  • 今の仕事にやりがいを感じているか?
  • 副業の成長に満足しているか?
  • 家族との時間は十分に取れているか?
  • 健康面で問題はないか?
  • 5年後、10年後の自分をどうイメージするか?

これらの問いに正直に向き合うことで、自分の本当の願望や、取るべき行動が見えてくるかもしれません。

まとめ

結論:バランスを取りながら、自分らしい道を探す

会社員を続けるか、独立するかという二者択一ではなく、その中間の道を探ることも可能です。ぼくの場合、現在は会社員としての安定と、副業による自己実現のバランスを取りながら、徐々に理想の働き方に近づいていく方法を選択できていることになります。双子が新たに家族の一員として仲間入りしたので今後もいろんな変化に対応できる今の働き方がベストなのかもしれません。

すぐに答えが出なくても、考え続けることで自分に合った道が見えてくるはずだと信じて思考停止に陥らずにコツコツやれることを楽しみながらやっていこうと思います。

同じ様に両立に苦しんでいる方の参考に少しでもなれていれば幸いです。

ではまた!

 

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今後コーヒー豆の販売始めようと思っている方や、すでにやっているけど、
売上がイマイチ上がらないなーと悩んでいる方に読んでいただきたいです。

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