5ステップ完全ガイド
こんにちは!コーヒー豆を売りながら会社員をしているmkです。
この記事では、「コーヒー豆販売の始め方」をひとつにまとめました。
これまでブログにバラバラに書いてきた情報を、販売を始める前の自分が読んでも迷わないように整理しています。目指したのは「これさえ読めばなんとかなる!」です。
ぼく自身、コーヒーとは縁もゆかりもない会社で働く、ただの高卒会社員です。そんなぼくでも、この方法で始めて4年目に月の売上が会社員の給料を超えました。同じ手順をなぞれば、誰でもコーヒーを仕事にできるはずです。

それでは、ひとつずつ見ていきましょう。
焙煎場所を決める
焙煎は、かんたんに言えば「豆を焼くだけ」。なので「場所なんてどこでもいいんでしょ?」と思う方も多いと思います。
実際、数年前まではそれでもOKでした。ところが法律が変わって食品全体の管理が厳しくなり、コーヒー豆のルールも少し厳しくなっています。
必要な手続きは「営業届出」だけ
自治体のHPを見ると、コーヒー豆の焙煎・販売に必要な手続きは「営業届出のみ」とされています(下は福井市の例です)。


「営業許可」とちがって、営業届出には施設の基準がありません。下の表からもそれが読み取れます。

でも「どこでもOK」ではない理由
施設の基準がないなら、どこで焙煎しても自由…と思いがちですが、注意点があります。
法改正によって、食品を扱うすべての事業者は「HACCP(ハサップ)」に沿った衛生管理をすることが前提になりました。コーヒー豆の販売も例外ではありません。
食品をつくる工程で起こりうる危険(異物混入や汚染など)をあらかじめ洗い出して、ポイントごとに管理することで安全を守る衛生管理の方法です。
ぼくも最初は自宅のキッチンで焙煎していました。その状況を保健所に伝えたところ、返ってきた答えは「好ましくはないですね」。
HACCPに沿った管理をするなら、生活スペースと焙煎スペースを分けないと現実的には難しい、とも言われました。
そこでぼくは、家の庭に焙煎小屋を建てることにしました。

秘密基地みたいでめちゃくちゃ気に入っていますが、そのぶんお金もかなりかかります。家に空き部屋があるなら、1部屋を焙煎専用にするのが一番コスパがいいと思います。
とはいえ、自分のお気に入りの空間で毎日焙煎するのは、なかなか幸せですよ!
食品衛生責任者の講習を受ける
食品を販売する事業所には、食品衛生責任者を1人置く決まりがあります。コーヒー豆の販売も同じです(昔はいらなかったのに…)。
食品衛生責任者になる流れはシンプルです。
- 講習を受ける
- 講習後のテストに合格
- 合格証が届き、申請できる
むずかしいことはなく、きちんと受講すればほぼ100%合格できます。
- 予約はすぐ埋まる:受けたい人が多いので、早めの申し込みが安心です。
- eラーニングの地域もある:家のパソコンやスマホで受講できるので、丸1日休みを取らなくても、すき間時間で進められます。
まずはお住まいの地域のHPで、受講方法を確認してみてください。
営業届出を出す
営業届出は、国(厚生労働省)のサイトからオンラインで申請できます。

紙で保健所に出しに行くこともできますが、保健所は土日がお休み。副業で始める人は、わざわざ有給を取って行くことになります。
忙しかったり、ほかの用事があったりしているうちに、1ヶ月なんてすぐに過ぎてしまいます。家から申請できる電子申請には、本当に助けられました。
メルカリに出品する
届出が通れば、いよいよ出品です。
今はBASEやSTORESなどで、無料でかんたんにネットショップを作れます。ぼくもまずSTORESでショップを作って販売を始めました。
ところが、数週間たっても1つも売れませんでした。
今思えば当然です。どこの誰かもわからない人のショップは誰も知らないし、知っていても興味がわきにくいですよね。
そこでおすすめなのが、最初はメルカリも一緒に使うことです。
- 利用者数が圧倒的に多い
- 出品直後はおすすめに表示されやすい
- 実績ゼロでも買ってもらいやすい
- 自分のショップを無料で作れる
- 集客はSNSや口コミが頼り
- 実績がないうちは売れにくい
ショップが増えるぶん管理は少し大変になりますが、売れるまでには思っている以上に時間がかかります(実体験です)。まずは「1つ売れた!」という経験を早めにつくるのが大切です。
メルカリから始めるべき理由は、こちらの記事でくわしく書いています。
梱包・発送資材をそろえる
ぼくはコーヒー豆を、日本郵便のクリックポストで発送しています。サイズに制限はあるものの、郵便ポストから出せて送料も安いので、とても気に入っています。
コーヒー豆は単価が安いので、送料をできるだけ抑えるのが大事。同じようにクリックポストを使っている人はかなり多いです。
クリックポスト1回で送れるのが400gくらいまでだからです。(どうがんばっても500gは入りませんでした…)
※2026年10月から、クリックポストは料金が240円になり、厚さ3cmの制限がなくなりました。最新のルールは発送方法の記事にまとめています。

ここからは、ぼくが実際に使っている資材を紹介します。そろえるのは次の3つです。
- 豆を入れる袋
- 発送用の封筒
- シーラー
① コーヒー豆を入れる袋(パッケージ)

焙煎したコーヒー豆からはガスが出ます。完全に密封された袋だと、お客さんに届くころには袋がパンパンに…(何度かやらかしました)。
ぼくが使っているニコノスのパッケージは、ガスを逃がす仕組みになっているので、膨らむ心配がなく安心して発送できます。
しかも、普通のインクジェットプリンターでロゴなどを印刷できるので、手軽に自分らしいパッケージが作れます。ぼくはこんな感じでプリントしています。

② 発送用の封筒
発送用には、コンポスの宅配ビニール袋を使っています。段ボールで送る人も多いですが、ぼくがこの袋を選んだ理由は3つです。
- とにかく安い
- 防水で丈夫
- 受け取る側が段ボールを処分する手間がない
いくつか比較してみた結果、コスパは今のところこれがベストです。

サイズは、送る量に合わせて2種類を使い分けています。
③ シーラー

袋の口をこのクリップではさんでボタンを押すと、熱でシールしてくれます。これでコーヒー豆をしっかり密封できます。
ポテチの袋を閉じ直すのにも使えるので、1家に1台あってもいいくらいです。
シーラーはいろいろありますが、200gずつ袋詰めして封をするような小売なら、今のところこれが一番使いやすいです。価格もそこまで高くなく、5年使っても壊れていません。
+α 粉にしてほしい依頼があるなら
ときどき「粉にしてほしい」という依頼もあります。家庭用のミルだと時間がかかるので、ぼくは半業務用のミル「みるっこ」を使っています。
家で使っているカリタのネクストGと比べても、スピードは段違いです。
ただし静電気がかなり出るので、対策してから使うのがおすすめです。ぼくの対策方法はこちらにまとめています。
5年間続けてきた結果
この方法で始めて5年以上続けた結果、コーヒー豆の売上だけで会社員の給料を超えることができました!

とはいえ、売上にはまだ波があって、これだけで生活するのは難しそうです。この売上を「当たり前」にしていくのが今後の目標です。
自宅で毎日1〜2時間、趣味の延長で焙煎するだけで給料以上の売上がつくれるなら、専業でやればもっといけるのかも…?と妄想したりもしています。もちろん「20万円の副収入があれば十分!」という方もいると思います。
出た利益はすべてコーヒー活動に再投資しています。これからもいろいろな便利アイテムを試して、このブログで発信していくので、今後ともよろしくお願いします。
まとめ
今回は「コーヒー豆販売の始め方」をまとめました。おさらいすると、やることはこの5つです。
- 焙煎場所を決める:生活スペースと分ける。まずは保健所に相談
- 食品衛生責任者の講習を受ける:予約は早めに。eラーニングの地域も
- 営業届出を出す:ネットで申請。放置されたら問い合わせ
- メルカリに出品する:実績ゼロでも売れやすい
- 梱包・発送資材をそろえる:ガス抜き袋・宅配ビニール袋・シーラー
ぼんやり考えているだけだと、なかなか前に進めません。でも1ステップずつ区切って進めれば、ひとつひとつはそこまでむずかしくありませんでした。
まずは焙煎スペースを考えるところから始めてみてください。
始めたあと、売上はどう伸びていく?
ここまでで「始め方」はひと通りそろいました。
でも、始める前のぼくが本当に知りたかったのは、その先のことでした。
売上と利益は実際どうなるの?」
SNSを見れば「副業で月10万円達成!」「会社を辞めました!」という投稿はたくさん出てきます。でも、1年目・2年目・3年目と、数字がどう変わっていったのかまで書いている人はほとんどいません。
だからぼくは、自分の数字を良い月も悪い月も、すべて公開することにしました。
(コーヒー豆販売の売上も公開)
- 月ごとの売上・支出・利益の推移(何年目にどこまで伸びたか)
- 毎月の振り返り:なぜ増えた?何がダメだった?来月は何をする?
- 実際に使っている「売上支出管理簿」の共有リンク
- 給料を超えるまでに、具体的にやったこと
noteで「続ける」。
両方そろえば、遠回りせずに進めるはずです。
ではまた!







コメント
コメント失礼します。
珈琲袋に直接印刷、商品裏に貼る『表示シール』などはどのプリンターを使っていますか?
機種によって出来る物、出来ない物あると思うので、その辺を教えてほしいです。
コメントありがとうございます!!
キャノンの安いインクジェットプリンターを使っていますが、問題なくいけてます!!
コーヒー豆梱包ようのパッケージについても印刷でやってたりします。
表示シールについては、以前はシールを貼っていましたが、
今はコスト低減のためハンコにしてます!!
参考になれば幸いです^^
返信ありがとうございます。
プリンターも1万弱程度のもので良さそうですね。
表示シールをハンコは考えなかったです。
確かにそちらのほうが安そう・・・。
一回ハンコ作ってもらっちゃえばいいですもんね。
ただ、クラフト紙タイプでないと使えなさそうなので、どのタイプの袋を使うか…。
今後も参考にさせていただきます。
コメント失礼致します。
いつも参考にさせて頂いております!質問です。
シーラーはアリアケのビニール袋にシーラーされていますか?それとも
コーヒー豆を入れた袋
+
透明の袋 シーラー
+
アリアケビニール袋
でしょうか?
お忙しいところ申し訳ありません。
また買わせていただきます!
コメントありがとうございます!
シーラーはコーヒー豆を入れた袋のみです。
アリアケ袋は元々シールがついており、そこにさらにテープを貼っております。
はじめまして
コーヒーが美味しいって、私にとって大切なことです
わくわくしながら読み進めることができました
コーヒー生豆の仕入れはどのようにされていますか
ご教授いただけると幸いです
コメントありがとうございます!
生豆の仕入れに関しての記事もありますのでぜひご覧ください!!
ブログない検索していただくと出てくると思います。
ちなみに仕入れは生豆販売されているショップから
購入させていただいております。
ネット注文にも対応しているのでぜひお試しください!!