こんにちわ!
コーヒー豆売りながら会社員しているmkです。
今回の記事に、
「コーヒー豆の販売の始め方」
を総まとめにしました!!
というのも、コーヒー豆の販売開始までの方法は、ぼくがこのブログにパラパラと
書いてきましたが、情報が散らばっており、自分でもうまく探せなかったので、
この機会に全てを集約することにしました。
昔の自分が読んでも理解できるように、なるべくわかりやすく、かつこれさえ読めば
なんとかなる!!という感じにまとめてみました。
この方法で5年前にコーヒー豆の販売を始めました
5年経った今、月の売上で会社員の給料を超えることができました!!。(2024年時点)
ぼく自身、ただの高卒会社員で、コーヒーとは縁もゆかりもない会社で働いてきた
人間なので、未経験の方でも、同じようにコーヒーを仕事にすることは可能です。
なるべくスムーズに販売を始められるように、簡潔にわかりやすく書きましたので、
ぜひ続きをご覧ください。
焙煎場所を決める
「焙煎なんてどこでしてもいんでしょ?」
と思われている方も多いことでしょう。
確かに数年前まではそれでよかったんです。
でも、法律が代わり、食品全ての管理が厳しくなったことから、コーヒー豆関係の
ルールも少し厳しくなりました。
ぼくが住んでいる福井県のHPを見てみると、コーヒー豆の焙煎と販売をする上で必要
な申請は、「営業届出のみ」という記載になっています。
(引用元:福井県HP)
営業届出の場合、施設要求がないことが以下からも読み取れます。
ということは、
「どんな場所で焙煎しようが、自由ではないかー!」
と思いがちですが、
法改正により、全ての食品を扱う事業者は、HACCPに沿った管理をしていくことが
前提となってしまったので、コーヒー豆を販売する事業者についても、HACCPの縛り
を受けることになります。
ぼくも開始した当時はキッチンで焙煎していたので、その状況を保健所に伝えたところ、
「好ましくはないですね」との回答がありました。
HACCPに沿った管理をしようとするのであれば、居住空間と切り離さないと現実的に
不可能です。
現に保健所の方からもそう言われてしまいました。
なのでキッチンでの焙煎は今後は難しいと判断し、ぼくの場合は焙煎小屋を家の庭に
立てました。
秘密基地みたいでめちゃくちゃ気に入ってますが、めちゃくちゃお金かかるので、
家に部屋が複数ある場合は、一部屋を焙煎専用として使うのが一番コスパいいと思い
ます。
失敗するとまあまあのお金が無駄になるので、色々動きだす前に、一度保健所に確認することをおすすめします。
食品衛生責任者講習受講
食品を販売する事業所に1人は食品衛生責任者を立てる必要があり、コーヒー豆の販売
においても同様です。(昔はいらなかったのに、、、)
食品衛生責任者になるには、講習を受講し、受講後実施されるテストに合格すれば、
晴れて合格証が発行され、食品衛生責任者として申請することができます。
なにも難しいことはなく、受講すればほぼ100%取れます。
ただ、取りたい人が多いのか、予約がすぐに埋まってしまいます。
でも安心してください。
地域によっては、eラーニング化されており、家でパソコンやスマホから受講することが
できます。
集合研修のように丸一日潰れることがないので休みが取りずらい方でも、隙間時間で受講することができます。
みなさんが住んでいる地域のHPをご確認いただき、eラーニングを受けられない場合は、早めに申し込むようにしましょう。
営業届出
営業届出は、国のサイトから申請ができます。
(引用元:厚生労働省HP)
紙で保健所に届け出るのもいいですが、行くのを億劫に感じていたので、この電子化は
最高に嬉しかったです。
特に副業で始めようとしている方で有れば、土日しか時間が取れない方も多いと思い
ますが、保健所は土日休みなので、わざわざ有給を使って提出しに行く必要があります。
忙しくて休暇が取れなかったり、ほかの用事があったりと、そうこうしているうちに
1ヶ月なんてすぐに経ちます。
そういった面でも電子申請にはかなり助けられました。
申請後、なかなか受理されない場合は、電話やメールで問い合わせすることをおすすめ
します。
電子申請になったのが割と最近ということもあり、放置されることが時々あるようで、
ぼくも数日放置されちゃいました、、、
スムーズに販売が始められるように、適時申請状況は確認することをおすすめします。
メルカリに登録
申請関係が通れば、後は出品です。
BASEやストアーズなど、今は簡単に無料で自分のオンラインショップを作成できます。
ぼくもそれを知っていたので、まずはストアーズで自分のショップを作成し、販売を開始
しました。
しかし、数週間たっても全く売れませんでした。
それもそのはずで、
どこの誰かもわからないぼくなんかのコーヒー豆のショップを誰も知らないし、知って
てもあまり興味がわかないのは今でこそよくわかります。
BASEやストアーズは、始めたての実績がない状態では、集客力が弱いので購入されにく
い仕組みになっているので、初めのうちは、抜群の集客力を誇る、メルカリを併用して
使っていくことをお勧めします。
ショップが増える分、管理が少し大変になりますが、思っている以上に、売れるには
時間がかかります。(実体験)
メルカリで有れば、圧倒的なユーザー数であり、かつ実績がなくても、出品後数分の間は
おすすめ一覧に表示させることができるので、実績がない方でも、購入されやすくなり
ます。
一方、BASEやストアーズは、SNSでの宣伝やクチコミがものを言うので、実績がないとなかなか厳しいです。
メルカリから始めるべき理由についてもう少し詳しく知りたい方は、こちらの記事を
合わせてお読みください。
資機材の用意
ぼくはコーヒー豆を、クリックポストという日本郵便のサービスを使って購入者さんに
届けています。
クリックポストは、サイズは限定されるものの、郵便ポストから発送することができ、
かつ送料も安いのでかなりきにいっています。
コーヒー豆は、単価が安いので、送料をなるべく安くする必要があり、かなり多くの方がクリックポストを同じように利用しているようです。
実際に販売している方で、コーヒー豆を100gや200g単位で販売している方が
多いのにお気づきでしょうか?
それは、クリックポスト一回で送れる限界が400g程度だからです。
(どうあがいても500gは入りませんでした、、、)
発送用の資機材はこんな感じですが、
肝心のコーヒー豆を裸のまま送るわけにはいかないので、
ぼくが使っているパッケージや梱包材をご紹介します。
パッケージ
(引用元:ニコノス)
焙煎したコーヒー豆は、ガスを発生するので、完璧に密封された袋だと、お客さんの
ところに届く頃には、袋がパンパンになっています。
(実際に何度かやらかしたことがあります、、、)
このニコノスのパッケージは、ガスを逃す仕組みになっており、ガスが発生したとし
ても、膨らむことがないので、安心して発送することができます。
また、普通のインクジェットプリンターでロゴなどをプリントできるので、お手軽に
自分色のパッケージにすることができます。
ぼくはこんな感じにプリントしてます。
発送用封筒
ぼくが発送用の梱包として使っているのが、
アリアケの宅配ビニール袋です。
200g〜400g用
100g〜200g用
段ボールで発送している方が多いですが、極力値段を下げたかったというのと、
ぼくが買う側であれば、毎回段ボールで梱包されてたら、ダンボールの処理が面倒に
感じる可能性もあると思ったので、防水で丈夫そうなこちらの袋に決めました。
値段も比較しており、コスパの面でも、今使っているアリアケの宅配袋がベストだという
結論に至りました。
シーラー
上で紹介したパッケージをこのクリップで挟み、ボタンを押すと、熱でシール
してくれます。
これにより、コーヒー豆を袋に密封することができます。
コーヒー豆だけでなく、ポテチの袋を再密封することもできるので、1家に1台あってもいいのではと思います。
他にもいろんなシーラーがありますが、コーヒー豆を200gずつ袋に入れて封をする
のであれば、これが今のところ一番使いやすいです。
使いやすい割に価格もそこまで高くないのが魅力的です。
使い出してから4年が経った現在でも壊れていないので、かなりコスパがいいです。
これだけのアイテムがあれば、コーヒー豆をお客さんに発送することが可能です。
時々コーヒー豆を粉にする依頼も受けますが、通常のミルでは時間がかかるので、ぼくは、「みるっこ」という半業務用のミルを使っています。
家でコーヒーを飲む時に使っているカリタネクストGと比べてもスピードが段違いで驚きました。ただ、静電気が半端ないので、対策した上で使うことをお勧めします。
ちなみにぼくの場合はこんな方法で対策していますのでもしよければ参考にしてみてください!!
5年間頑張ってきた結果
こんな感じで5年以上やってきた結果、コーヒー豆だけで給料を超えることができました!!
もちろん、まだまだ売り上げに波があり、これだけで生活するのは無理そうですが、これをいかに平準化していくかが今後の課題です。
とはいえ、自分の家で毎日1、2時間楽しく焙煎するだけで、20万円以上稼ぐことができるのであれば、専業でやればもっといけるのかなー?と妄想したりしています。
もちろん、「20万円の副収入があるだけで充分!!」という方もいると思います。
出た利益は全てコーヒー活動に再投資しており、今後もいろんな便利アイテムなどを試していこうと思います。このブログでも発信していこうと思いますので今後ともどうぞよろしくお願いします。
また、今回の記事では、コーヒー豆の販売始める方法に特化して書きましたが、こちらの記事では、給料超えるまでにやったことを割と詳しくまとめております。この流れでぜひご覧ください。
有料記事ですが目次までは無料で読むことができます。
まとめ
ということで、今回の記事では、
「コーヒー豆販売の始め方」をまとめてきました。
漠然と考えているとなかなか前に進めませんが、ワンステップごとにこなしていけば、
案外簡単です。
まずは焙煎スペースの検討から進めましょう。
冒頭にも書きましたが、こちらのチェックシートもコーヒー豆の開始のためにぜひ
活用してみてください!
コーヒー豆販売前チェックシート
ではまた。
↓副業の売上はこちらで公開中↓
コメント
コメント失礼します。
珈琲袋に直接印刷、商品裏に貼る『表示シール』などはどのプリンターを使っていますか?
機種によって出来る物、出来ない物あると思うので、その辺を教えてほしいです。
コメントありがとうございます!!
キャノンの安いインクジェットプリンターを使っていますが、問題なくいけてます!!
コーヒー豆梱包ようのパッケージについても印刷でやってたりします。
表示シールについては、以前はシールを貼っていましたが、
今はコスト低減のためハンコにしてます!!
参考になれば幸いです^^
返信ありがとうございます。
プリンターも1万弱程度のもので良さそうですね。
表示シールをハンコは考えなかったです。
確かにそちらのほうが安そう・・・。
一回ハンコ作ってもらっちゃえばいいですもんね。
ただ、クラフト紙タイプでないと使えなさそうなので、どのタイプの袋を使うか…。
今後も参考にさせていただきます。
コメント失礼致します。
いつも参考にさせて頂いております!質問です。
シーラーはアリアケのビニール袋にシーラーされていますか?それとも
コーヒー豆を入れた袋
+
透明の袋 シーラー
+
アリアケビニール袋
でしょうか?
お忙しいところ申し訳ありません。
また買わせていただきます!
コメントありがとうございます!
シーラーはコーヒー豆を入れた袋のみです。
アリアケ袋は元々シールがついており、そこにさらにテープを貼っております。
はじめまして
コーヒーが美味しいって、私にとって大切なことです
わくわくしながら読み進めることができました
コーヒー生豆の仕入れはどのようにされていますか
ご教授いただけると幸いです
コメントありがとうございます!
生豆の仕入れに関しての記事もありますのでぜひご覧ください!!
ブログない検索していただくと出てくると思います。
ちなみに仕入れは生豆販売されているショップから
購入させていただいております。
ネット注文にも対応しているのでぜひお試しください!!