美味しいコーヒーを淹れたくなったら読むべき本

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BOOK REVIEW | コーヒー抽出の法則
おいしいコーヒーを
淹れたくなったら読む1冊
「なんだか最近、味が決まらない…」そんなときにぼくが必ず読み返すのが、コーヒーレジェンド・田口護さんの『コーヒー抽出の法則』。読んで腹落ちしたポイントを紹介します。
☕ 初心者〜上級者まで📖 図やグラフが豊富🎯 味を思い通りに

こんにちは!コーヒー豆を売りながら会社員をしているmkです。

ぼくはどちらかというと焙煎が好きでコーヒー豆屋さんになったタイプです。でも、何かのきっかけで「おいしいコーヒーを淹れたい!」スイッチが入ると、急に淹れ方を見直したり、ドリッパーを探しはじめたりする時期がやってきます。

そんなときにぼくが読むのが、この本です。

コーヒー抽出の法則

Kindle版・単行本あり
コーヒー抽出の法則
田口護・山田康一
自家焙煎の第一人者が、抽出のしくみと「味を思い通りにコントロールする方法」を解説。器具ごとの味の違いまで、写真とグラフで丁寧にまとめられています。

著者は、日本のコーヒーレジェンド

著者は、東京・南千住の名店「カフェ・バッハ」の田口護さん。各国の首脳が集まった沖縄サミットでコーヒーを提供したこともある、まさにコーヒー界のレジェンドです。

たくさんの本を出されていますが、この本は「抽出」に特化した1冊。淹れ方に悩んでいるときに読むと、必ずひとつはヒントが見つかります。

💡 「おいしい」ではなく「よいコーヒー」

田口さんは、コーヒーを「おいしい/おいしくない」ではなく、「よいコーヒー/わるいコーヒー」と表現しています。「おいしい」は人によって感じ方がちがって定義しにくいから、あえて使わないそうです。これには、かなり共感しました!

ここからは、読んでいて特におもしろかったところを少しだけ紹介します。

① 抽出とは「成分を引き出す」こと

田口さんは、ペーパードリップは自由度が高いぶん、同じ味を再現するのがむずかしいと説明しています。

たしかに、まったく同じ豆を使っても、完璧に同じ味になることってほとんどないんですよね。ぼくがそれを思い知ったのは、焙煎機を変えたときです。豆の焼け具合が変わって、以前と同じように淹れても、味や個性が強く出すぎるようになってしまいました。

そんなときに読んで腹落ちしたのが、この一文です。

「抽出とは、コーヒー豆の成分を
どれだけ引き出すか」

それまでは「お湯を浸透させる」という意識で淹れていましたが、「引き出す」と考えたら一気にしっくりきました。お湯を注ぐスピードでも、お湯の温度でも、引き出せる量は変わる。味を左右する条件がこんなにたくさんあることを、感覚で理解できました。

② 味を決める6つの要素

この本では、コーヒーの味を決める要素は次の6つだと紹介されています。

01焙煎度
02粉の粗さ(メッシュ)
03粉の量
04お湯の温度
05抽出スピード
06抽出量

コーヒー好きの間では常識かもしれませんが、実際にぼくができているかというと…。とくに抽出にかける時間がバラバラになりがちです。ひとつずつ意識するだけで、味のブレがぐっと減りました。

③ コーヒーの「甘さ」は本当は存在しない?

個人的にいちばん驚いたのがここ。コーヒーから感じる甘さは、「本当は存在しない」と書かれていました。

コーヒー豆に含まれる糖分は、焙煎の途中でほとんどなくなってしまうそうです。でも、甘く感じるコーヒーはたしかにありますよね。

それは「共感覚」によるものと考えられているそうです。共感覚とは、ひとつの刺激から複数の感覚が引き起こされる現象のこと。つまり、コーヒーを飲んだときに口から鼻へ抜けていく香りから、脳が「甘い」と感じ取っているんです。

くわしくは、ぜひ本で読んでみてください!

④ 器具ごとの違いがよくわかる

コーヒー器具ごとの違いも、くわしく解説されています。ほかの本は言葉だけでわかりにくいことも多いのですが、この本はグラフや写真がしっかりついているので、とてもわかりやすいです。

器具ごとの違いがグラフで解説されているページ
器具ごとの違いも、グラフや写真つきで解説されています

なんとなくカリタを使っていましたが、読んでいたらハリオのV60も気になってきました…。

コーヒー抽出の法則

淹れ方に悩んだら
コーヒー抽出の法則
田口護・山田康一
1度読むだけでは理解しきれないところもありますが、読み返すたびに新しい発見がある1冊です。

まとめ

  1. 抽出は「お湯を通す」ではなく「成分を引き出す」
  2. 味を決める6つの要素を意識すると、味のブレが減る
  3. コーヒーの甘さは、香りが生み出す「共感覚」
  4. 器具の違いもグラフと写真でよくわかる

初心者から上級者まで、読めば必ず何かを得られる本だと思います。1度では理解しきれないところもありますが、何度も読み返すことで、確実に知識が増えている実感があります。

いまは豆の販売だけですが、いずれはイベント出店もしてみたいので、そんな場でもおいしいコーヒーを出せるように、日ごろから修行しておこうと思います。

それと今回感じたのは、アウトプット前提で本を読むと、知識がめちゃくちゃ入ってくるということ。これからもいろんな本を紹介していきます。

コーヒー本を「0円」で読む方法

コーヒーの本は1冊1,000〜2,000円ほどするものも多く、何冊も買うとなかなかの出費です。そこでぼくが活用しているのがKindle Unlimited。読み放題の対象になっているコーヒー本もたくさんあって、ぼくのiPadには、癒されたり役に立ったりする本がどんどんストックされています。

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それぞれの本の紹介は、こちらの記事にまとめています。

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本で学んだら、次は「仕事」にしてみる?

コーヒーの本を読んで、淹れ方や焙煎がわかってくると「これを仕事にできたら…」と思う瞬間がきっとあります。ぼくもまさに、そこからコーヒー豆の販売を始めました。

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ではまた!

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